朱の蝶
一新の頬を叩く手の力が
強まり、四柳は笑う。
その、笑う声にまぎれる
女の低い声・・・
「やめろ
さわんな」
「はあ、何て?」
しゃがみ込んだまま
見上げる四柳の顔を私は
思いっきり蹴りつけた。
「汚い手で、イッシンに
触るな言うとんじゃ」
四柳の唇から流れる血
貴女の中に棲む
もう一人の貴方は戦う
弦・・・
ごめん
女には、戻れへん・・・
強まり、四柳は笑う。
その、笑う声にまぎれる
女の低い声・・・
「やめろ
さわんな」
「はあ、何て?」
しゃがみ込んだまま
見上げる四柳の顔を私は
思いっきり蹴りつけた。
「汚い手で、イッシンに
触るな言うとんじゃ」
四柳の唇から流れる血
貴女の中に棲む
もう一人の貴方は戦う
弦・・・
ごめん
女には、戻れへん・・・