踊れ その果てでⅡ<ケルベロスの牙>
朝──いつものようにハンターたちは真仁の元に集まる。
「今日はカメラの設置をよろしく」
真仁は手にある小さな機械を示した。
プロジェクターで壁に映し出されているカメラの位置を教鞭(きょうべん)で差しながら、カメラ表示の無い場所を差す。
「この付近にお願いしたい。数は5つほどでいいから」
それから一端、話し合いは終了し戒と翼(つばさ)にカメラが渡された。
「これが太陽パネル、少しの光でも稼働する効率の良いものだから多少、暗い場所でも大丈夫。特殊な電波で街のあちこちにアンテナを張り巡らせてある」
真仁は付いている部品を指で差して説明し、裏側を見せて続ける。