殺伐少女【短編】
海と雨を見たくて、外に出る

そしたら、


「あ」
「あ・・・」



涼・・・・

一番見て欲しくない人が
目の前に居る

「もしかして泣いたの?」

「は!?」

なんで解るの?
「目の下赤いぞ」
「・・・・・・」

「何処行く気?」
「海・・・・見に」
「こんな夜遅くに?」
「・・・あんたは何なのよ」
「ん~泣き声が聞こえて怖くなったから・・・かなぁ」
「・・・・・・・」
聞かれてたんだ・・・・


あーもぅせっかく我慢してたのに・・・


また・・・涙が・・・

「っう、っぅ・・」
「えぇ!??俺なんかした!??」
「っ・・・うぅ・・」


!!

いきなり抱きしめられる

「まったく・・・」









探していた――






ぬくもり――・・・・・



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