刻の無い少女
「うっ…ん~。黒猫さん?」
「どうかしたか?」
「虚は?」
「うろ?あぁ、刻刈りっ……。」
慌てて口を毛むくじゃらの手で押さえる黒猫さん。
「んっ…なぁに?」
「なんでもないない。」
なんかおかしい。
けど…。
「黒猫さんがそういうなら。」
「ほっ。」
ふと外を見ると外は赤く染まっていた。
『陽が死んでいく』
「どうしたのじゃ。」
「えっ?空が赤いなと思ってたの。」
「そうか。」
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