幸せの見つけかた
そんな不安を抱えながら始まった、施設での仕事。
大歓迎という雰囲気ではなかったが、明らかなイジメなどはなかった。
逆に男手が増えて助かったという感じで、どんどん仕事を頼まれる。
動けない人達の風呂入れ、車イスへの移動、オムツ交換、食事の世話…。
本当に重労働が多くて、3日目には腰が痛くなった。
「痛てて…。」
腰をさすってると、湿布が目の前に来た。
顔を上げると、年配の女性職員だった。
「ありがとうございます。」
湿布を受け取り、腰に貼った。
「もっと重心低くしないと、動けなくなるよ。」
そう言って少し笑顔を見せ、行ってしまった。
大歓迎という雰囲気ではなかったが、明らかなイジメなどはなかった。
逆に男手が増えて助かったという感じで、どんどん仕事を頼まれる。
動けない人達の風呂入れ、車イスへの移動、オムツ交換、食事の世話…。
本当に重労働が多くて、3日目には腰が痛くなった。
「痛てて…。」
腰をさすってると、湿布が目の前に来た。
顔を上げると、年配の女性職員だった。
「ありがとうございます。」
湿布を受け取り、腰に貼った。
「もっと重心低くしないと、動けなくなるよ。」
そう言って少し笑顔を見せ、行ってしまった。