1LDKヤクザ彼氏と秘密の同居生活【完】



「というわけだ。皆吉を離しな」


「意味分かんねーし!」


「申し訳ございません。杏様の創作欲のために、ラミカ様を巻き込んでしまいました。どうぞ、殴って下さい」


「ダメ! 皆吉さんは悪くないから殴っちゃダメ!!」



杏さんはとにかく修羅場が見たかったらしく、本当の修羅場はこれからだった。



「くそ姉貴! またふざけたこと考えて俺を呼び出しやがったな!」


「だってぇー行き詰まってたから。本当はラミカちゃんが皆吉を誘惑してるところで鉢合わせさせたかったんだけど失敗した」


「誘惑!? ラミカ! お前、その話にのったのか?」



お、怒ってる。マジでキレてる。半端なく激怒してる!



「杏さーん」


「よしよし。聡一は怖いからうちに住みなさい。住み込みで働いてもらえれば私も助かるし」



杏さんに助けを求めたら、墓穴をほった。


もう、この家で特殊なメイドのバイトなんて嫌だ!!




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