あなたとあたし
あたしはフェンスにもたれかかって体育座りをした。
…何か…
最近まともに颯くんと喋ってない気がする…
あたしから距離とってるだけかもしれないけど…
それでも…颯くんと喋ってない気がする…
嫉妬……嫉妬って何だろう…
あたしは本当、誰に嫉妬してんの?
颯くん?零さん?それとも自分?
分からない…自分の気持ちが分からない…
あたしは別に颯くんの事を好きじゃない。
颯くんもあたしの事を好きじゃない。
颯くんはただ、あたしを友達として見てくれてるだけ。
そう…ただ……それだけ…
「瑠李?」
突然、屋上のドアが開いて屋上に颯くんが来た。
「そ、颯くん…何でここに…」
「瑠李が突然教室から出ていっちゃうから…どうしたんだろうと思って…」
「…そ、そっか…別に…どうもしないよ…」
「どうもしないなら何でここに来たの?何で突然、教室から出て行ったの?」
「べ、別に…颯くんには……か、関係ない…」
「……」
「颯くんが…気にする事じゃない…」
あたしがそう言うと颯くんは、