あなたとあたし


「…何か最近の瑠李…素っ気ない…」


「え…?」


「…今までは俺が喋りかけたら普通にしてたのに最近は全然、そんな感じがしない…」


「ち、違う…あ、あたしは別にそう言うつもりじゃ―――…」


「俺、瑠李に対して何かした?正直…気分悪い…」


「え…」


「今までは瑠李と喋るのが楽しみで学校に来てた。…だけど最近の瑠李は素っ気ないから…全然楽しくない…」


そう言うと颯くんは屋上から出て行った。


…どうしよう…颯くん…


怒っちゃった…?


気分悪いって…楽しくないって…言ってた…


あたし…あたし…


自分の事ばっかり考えてて…颯くんに話しかけられても…


零さんと喋ってる時の颯くんの表情が出てきて…


今まででも十分、話せなかったけど…それ以上にうまく話せなくなってて…


颯くんに話しかけたのに、『何でもない』とか…さっきなんて『関係ない』なんて言っちゃった……


あたし…もう…


颯くんと話せないのかなぁ…
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