「お前、うざい。」
「殴りたいなら好きなだけ殴ったらどうですか?千秋君に訴えてあげますよ。」
なーんて。
千秋君に言っても、こんなの聞きっこない。
それに、いじめられてることなんて千秋君に言いたくない。
「千秋君のせいでこうなってます。」
って言ってるのと同じだし。
それに、私が勝手にしてるだけだし。
勝手に私が追いかけてるだけなんだから。
千秋君に迷惑なんか掛けちゃだめ。
「まじで生意気だな、お前。」
前髪をガッとつかまれる。
それでも睨む。
「あーっそ。
やっぱり殴られるのは嫌だよねぇ。
女の子だもんね。
だからさ、本当に体が怯えるようにしてあげる。
...高森さん。
次、千秋君に近寄ったら、誰ともしらない男に犯されるよ?」