ひとりぼっち




そして、篠崎くんといるのが日課になっていた学校の帰り



「でさ!
母さんのやつ、塩と間違えて砂糖入れてやがんのよ
あまいのなんのって」

「ふっ……
面白いお母さんだね」

「面白いじゃ済まねぇよ!
いつもこんな感じなんだよな」

「へぇ…
それじゃ、ここで」

「あぁ
あ、そういえば…」

「何?」



篠崎くんは、私に顔を近付けてきた



「最近、よく笑うようになったよな!」

「え……?」

「葵は笑ってる方が可愛いぞ!」

「っ////
な、なに言って……っ!!」

「それじゃあな!」



そう言って、篠崎くんは帰っていった



よくあんな恥ずかしいこと言えるな…っ////


でも……

私…そんなに笑ってたんだ……

気付かなかった…



その日、少しだけ篠崎くんのことが知りたくなった…


そして、夜眠りについた




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