ひとりぼっち
あっ、篠崎……
「おーい、篠崎ー」
私は走って篠崎の元へ行った
「ねぇ、待ってって」
やっと追い付いた私は、篠崎の肩に手を置いた
篠崎はいつもとは全く違う冷たい目をして、こっちに振り向いた
「篠……崎…?」
「馴れ馴れしくすんなよ」
「え……?」
「あんたが居て、誰が得するんだ?
少し優しくしたからって、調子にのるなよ」
「あ……えっ…
ま、待ってよ篠崎…」
篠崎は私の元を離れていった
すると、あの人が来た…
「な、なん……で…ここに……」
「しばらく時が経ったからって、あなた勘違いしてるんじゃない?」
「え……」
「あなた誰にも必要とされてないのよ?
あなたが産まれて嬉しかった人なんて居るとでも思ってるの?」
わかってるよ……
わかってるから、言わないで…
「望まれて産まれた訳と思ってるの?
あなたは私達の家系の恥なんだから」