【短編】ずっと大好き…ドキドキB.D…
「おはよ、みのり」
翌日目が覚めると
目の前に浅井の顔が合って…
みのりが恥ずかしげに布団の中にもぐりこむ。
「…浅井さん、おはよ」
「…『遼太』だろ?」
「……」
「呼ばねぇとケーキやんねぇから」
布団をはいでみのりを覗き込む浅井の意地悪な視線の先で…
みのりが恥ずかしげに口を開いた。
「…遼太大好き」
その言葉に浅井が満足気に笑った。
リビングで2人でケーキを食べながら足元に転がる風船に笑った。
テーブルに2つ並んだおそろいのキーケースの金具部分が
朝日に照らされて輝く。
「19歳だな」
浅井に笑いかけられて…
みのりがうれしそうに微笑んだ。
FIN
.