【短編】ずっと大好き…ドキドキB.D…



ニヤリと笑う浅井と視線がぶつかって…



「遼…っ」


呼び終わる前に唇を塞がれた。


「…んっ…」


いつもよりも熱くて深いキスにみのりが目を閉じる。



「…ほら、早く」


少しだけ唇を離しながら浅井が言って…


「遼っ…ふ…んんっ」



浅井の意地悪なキスでまたしても言葉が遮られた。








『優しくするのはここまで』



うそつき…






自分に触れる浅井がいつも優しい事を知っていたから…

そんな浅井に少しだけうれしくなる。




オレンジ色のライトが優しく部屋を包んでいる中で…




「みのり」



何度も名前を呼ばれた。



「好きだ」




聞けばいつも言ってくれる言葉も
なんだかいつもと違って聞こえてドキドキする。





見つめる瞳も


大きな優しい手も


力強い腕も


低い甘い声も




笑顔も…






全部が愛しかった。










浅井の腕に包まれながら…




静かに眠りに着いた。






.
< 19 / 21 >

この作品をシェア

pagetop