if ‐もしも願いが叶うなら-
「心音、どうしたの?」
放課後の教室には、もう私と心音しかいない。
夕陽のせいで教室はオレンジ色になっている。
「桃花さ、隠さないで教えてよ。」
「…?何の話?」
「先生の事、好きなんでしょ?」
ドキン!
心臓がドキドキしてる。
だって…バレてないと思ってた。
顔に出さないでいた気満々だった。
「…うん、好き。」
心音には、隠し事はしたくないから。
初めてできた友達だもん。
お互いを信じ合えるようになりたい。
「やっぱりね。あたしも好きな人いるから…気持ち、分かるよ。」
心音の好きな人…。
私の気持ちが分かるって事は、心音も片想いなんだ。
片想いって…すっごく辛いよね…。
放課後の教室には、もう私と心音しかいない。
夕陽のせいで教室はオレンジ色になっている。
「桃花さ、隠さないで教えてよ。」
「…?何の話?」
「先生の事、好きなんでしょ?」
ドキン!
心臓がドキドキしてる。
だって…バレてないと思ってた。
顔に出さないでいた気満々だった。
「…うん、好き。」
心音には、隠し事はしたくないから。
初めてできた友達だもん。
お互いを信じ合えるようになりたい。
「やっぱりね。あたしも好きな人いるから…気持ち、分かるよ。」
心音の好きな人…。
私の気持ちが分かるって事は、心音も片想いなんだ。
片想いって…すっごく辛いよね…。