Dearest...
高校生になっても見せたりしている。
ちゃんと感想もくれるし、思いついたらすぐ書くということが習慣になっていた。
授業中でもこっそり下書きして、家では修正してノートに清書というパターン。
「智也もやるって言うなら、あたしは何も言わないよ。
ただびっくりはしたけどね」
「……えっ、ちょっと待って。
亜季…あんた松永くんと付き合ってるの!?」
えっ…亜季と松永くんが付き合ってること、絢乃は知らなかったの!?
可奈のことは知らないにしても、何で亜季のことは知らないんだろう?
「あれ?言わなかったっけ?
あたしと智也は去年の9月から付き合ってるんだよ!」
「マジで!?亜季に彼氏がいること、全然知らなかったー」
絢乃がなぜそこまで気にするのかが不思議だった。
まるで亜季を1人占めしたいような感じがしたけど…きっと私の気のせいだよね。
あっという間に放課後になり、私は亜季たちに連れられ、体育館へ行った。
そこには3年生たちがすでにいて、少し遊んでいた。
「進藤先輩!」
絢乃が声をかけると先輩がこっちを向いた。
……って、この人!
同じ中学出身の先輩じゃん!
今まで何で気づかなかったんだろう…。