Dearest...
特に親しい間柄ではないし、それ以前に面識すらなかった。
顔と名前だけは一応知ってはいたんだけどね。
「お前ら遅いぜ!
……って、あれ?もしかして入部希望者?」
どうやら私に気づいたみたいだ。
「あっ、はい!」
慌てて返事をすると笑いながら言われた。
「そんなビビらなくてもいいって!
ここにいるやつらはいい奴らばっかだし!」
「何なに?入部希望者!?
絢乃たちと一緒にいるってことは…2年生?」
「はい、上原舞です!」
進藤先輩が私のことをじっと見ていた。
「……?あの…何か?」
「あっ、いや…ごめん!
あんたバスケの経験は?」
「ありません…」
「ないの!?
何かやってそうな感じがしたんだけどなー。
上原さん…だっけ?これからよろしくな!」
「はいっ!」
亜季たちと一緒に更衣室へ行き、ジャージに着替えた。
本来ならジャージではやらないけど、私は今日からのためTシャツもパンツもなかった。
家にあるもので大丈夫だということも教えてくれた。