僕の愛した生徒
テストの採点も半分以上終えて
気分転換に僕は体育館の側にある自動販売機にコーヒーを買いに歩いた。
僕はそれを買い、ため息を一つ。
結局、藤岡と話が出来なかった…
言い訳も見つからない。
そんなことを考えながら辺りを見回すと、合宿所から漏れる光に気がついた。
外はすっかり暗くなっていて、腕時計に目を落とすと時刻は20時を回ろうとしている。
誰かいるのか?
それとも電気の消し忘れ?
僕はそこに近づき声をかけた。
「誰かいるのか?」
「はい」