レンアイ 遊興
そこには、間宮さんと、頬を抑えるあきの姿が。
「あれ…もしかしてまずかった?」
オレの言葉に
「ものすごく」
なんて凄く不機嫌そうに言うあき。
あきの頬を抑えている手の隙間から少し赤くなっているのがわかる。
そして隣で口を抑えて、赤くなってる間宮さん。
キスして、オレが来たから、頬を平手打ちされた…ってところか。
「んで。なんだよ慌てて」
ものすごく不機嫌に言うあきの言葉に、一瞬忘れていた用件を思い出す。
「図書室の鍵、取りに来た」