エリートな彼に甘く奪われました
そんな事を考えてると、目の前に書類がドサッと置かれた。

顔を上げると森山が、

「これ、沖縄リゾートの企画書です。
予算と資材はアップしてありますから、チェックして判子下さい」

ニコッと笑って自分の席に戻っていった。

泣き腫らした様な目が何だか申し訳なく思うが仕方ない。

話し方が普通に戻っている。

ようやく分かってくれたのか。まあ、良かった。




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