プラトニック・ラブ




失礼かもしれないけど、本気でそう思ってしまうほど海さんは1人で元気だった。



けれど海さんのおかげで、今まで空気が張り詰めていたような空間が少し和んだ気がする。


他の人たちの表情はまだ硬いけど、それなりにみんないつも通りに戻ってきているようだ。



もちろんあたしも。



こういう空気が読めない人は1人くらいは必要らしい。


1人で喋り続けている海さんに感謝。



女子5人という少人数のせいか、いつの間にか一致団結していた。




お母さんの役に立つためにずっとずっとやりたかったバイトを今してると思うだけで嬉しい。


お母さんの喜ぶ顔が早く見たい。



そんな無理矢理に近い感じでパワー注入中のあたしに声がかかった。



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