プラトニック・ラブ




だから早くしてほしいのに、大笑いは止まるどころか激しくなっていく。


ムカッ、なんて可愛らしいもんじゃなくなってきた。



クラスの男子相手なら掴み掛かることができるけど、まさかここでそんなことができるわけがない。



だからなるべく穏やかな口調を保ちながら、



「すいませんが早くお皿を渡してくれませんか?」



言ってみる。


トゲトゲ嫌味っぽくなっていなかったか少し心配だけど、上手くできた自信はある。



あたしのその言葉に男の人はピタリと笑い声を止めると、なぜか驚いたようにまたまた目を見開いた。



な、なにか変だった…?



そんな急にピタリと笑い声をとめられると、逆にこっちが変なことを言ったんじゃないかと心配になる。



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