プラトニック・ラブ




ちょっとムっとなる。



失敬だ。


いくら酷いからと言っても、これは馬鹿にされすぎだ。



大笑いしている理由は分からないけれど、不細工っと言って笑われているような気がしてならない。



機嫌は良くなるどころか悪くなる一方。


不細工だって自覚してるけど、ちょっとこの大笑いはあんまりだ。



「いやー、わはははっ、いいよ君!!」



何がいいんだか分からん。


美人ばっかじゃなくて不細工も必要だってことの〝いいよ〟か?



その男の人は止まることなく笑い続ける。



もう笑いたきゃ笑えって話だけど、早くあたしに皿を渡してくれないと海さん達が戻ってきてしまう。



あの息苦しい中を1人で行けるほどあたしの心は強く出来ていない。



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