プラトニック・ラブ




「お…起きたばっかです…」



「ったく…何度掛けたと思ってんだ」



どうやらあたしが眠っている間、ずっと電話をかけていたらしい。


それに気づかずに寝てたあたしって、どんだけ熟睡していたんだろう。



涎…垂れてなかったよなぁ…?


なんて、いまさらながら心配になってきた。



寝顔は確実に見られたに違いない。


せめて普通の寝顔であったことを祈るばかりだ。



「ご…ごめんなさい…」



あたしはただ謝るしかなかった。



一体どのくらい寝ていたんだろう。


どのくらい待たせていたんだろう。



すごく申し訳ないことをしてしまった気がするけれど、それならしっかり起こしてくれれば良かったんじゃないかと思ってしまった。


…だって迅怒りすぎじゃないだろうか?



悪いのはあたしだって分かっているけれど、ちょっとそんなことを思ってしまった。




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