マジで恋する10秒前!?
「音彩・・・顔が暗いよ?元気出して!!」


ふわふわの髪がさらさら揺れて、妃和の笑顔をさらに可愛く魅力的に見える。



時は流れて、放課後。



あれから流雅とは、1回も顔を合わせてない。


もちろん・・・・輝星さんにも.....



「ねぇ妃和.....明日から学校行くのやめる。」


「はぁ!?・・えっ!?何で・・・やっぱり何かあったの?」


「ちょっと・・・ね、それじゃ車来てるから」


「音彩・・・」


一度も振り返らないまま、車まで全力で走った。



また


友達を一人なくす。



あたしは、ワガママだもんね・・・
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