マジで恋する10秒前!?
昨日の夜の事。
泣いて泣いて...泣き疲れて、そっと布団にくるもうとした時だった。
――バタンッ
またも扉の音がした。
その時は、また黒野かな~とか...そんな風に考えていたが
実際は
「・・・・パパッ!?」
暗闇の中から、ゆっくりゆっくりと近づいてくる人物...それがパパだった。
パパの表情は暗闇の中からでも読み取れるほど、鋭く落ち着いたようで...どこか怖さが漂っているように見えた。