愛なんて知らない Ⅲ









「あ?」


俺はその名前を聞き苛立つ





「あいつなら知ってるんじゃねぇか?」



俺はその言葉を聞きすぐに走り出した





       バンッ!




「ハア・・・ハア・・・・」



(いた・・・・!)





悠希はイスの上で考え込んでいるようだ






「おい!」




「何・・・・?」


生気のない顔だ




「愛美はどこにいるんだ!?」


俺はそんな事にも構わず

悠希肩を強く掴んだ








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