愛なんて知らない Ⅲ
「それは小さかったからよ
今は光である貴方に闇は使えないわ
今、闇は害を及ぼす物でしかないのよ」
燐は当然のように言う
「それじゃあ、燐も光が「そうよ!」
「でも今私は闇よ!
私は絶対に光にはなれない存在・・・・」
燐が悲痛の声で悲しそうに言う
(これが燐の心の闇なんだ
でも私は・・・・)
「私は燐になりたい」
大切な人を殺さなくてもいい
闇になりたい・・・・
燐が驚いて私を見る
「闇になりたい・・・・」