愛なんて知らない Ⅲ









「私はただ光が見たいだけなのよ・・・・」





「うん」





「どこから・・・・

狂いだしてしまったのかしらね」



燐が自傷気味に笑う






「うん・・・・」





「私、貴方が憎かったわ

でも、それ以上に羨ましかった・・・・」






「・・・・」






「最初は全然憎くなかったの

でも、大人たちが言うのよ



光ならまだしも闇か・・・・

呪われた子でしかも闇だ



他にも色々言われたわ」








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