愛なんて知らない Ⅲ









それを悟られないようにまた携帯を見る





「隣り座ってもいい?」





「もちろん」



ずっと隣りにいて欲しい・・・・





「ありがとう」



そう言い俺の隣に座る







俺は姉貴との関係が

少しよくなった事を愛美に話す





「よかったね」


そう言い微笑み俺の頭を撫でる




「あぁ」




くすぐったくて気持ちよくて

俺は目を閉じる









< 66 / 256 >

この作品をシェア

pagetop