年上の彼氏と年下の彼女

――優架――

「あの…読者モデルに興味ありませんか?」

「え?」

「優架すごいじゃん!」

「あ…いゃ…(汗)」

「よかったら、お話だけでもどうですか?」


「す、すいません…急いでるんで…」

「え~なんで?!もったいない!」

私は友達の手を引き逃げた。

だって

私が読モなんてありえない。

なれるはずがない。

怪しすぎるもん。

私たちは0Qに着いた。

「人いっぱいだ~」

「本当だね!どこから見る?」

「うち4階行きた~い」


「じゃ、行こ♪」
< 13 / 112 >

この作品をシェア

pagetop