年上の彼氏と年下の彼女
――優架――
「あの…読者モデルに興味ありませんか?」
「え?」
「優架すごいじゃん!」
「あ…いゃ…(汗)」
「よかったら、お話だけでもどうですか?」
「す、すいません…急いでるんで…」
「え~なんで?!もったいない!」
私は友達の手を引き逃げた。
だって
私が読モなんてありえない。
なれるはずがない。
怪しすぎるもん。
私たちは0Qに着いた。
「人いっぱいだ~」
「本当だね!どこから見る?」
「うち4階行きた~い」
「じゃ、行こ♪」