♂見習いサンタ♀


『キララが素直にお礼を言うなんて……明日は台風でも来るかな?』


『……燃やしますよ?』


『え!?このタイミングで燃やすの!?さっきまでの甘い空気は何処へっ!!?』


『………雷がレオさんに落ちればいいのに』


『そういうのは本人に聞こえないように言えよっ!』


キララは俺のツッコミを無視して畳の上に座り込んだ


もしかしてジュンが居なかったら俺がイジメられる感じ!?


……ジュンの…あのポジションにだけはなりたくない


………切実に


キララは少しムスッとしている


まぁ…いつもキララはこんな感じだが


『……不覚にもトキメキました』


『ん?何か言ったか?』


『……消えろ、アントニオ』


『そのネタまだ引きずるっ!!!?』

キララを不機嫌にしたことを心よりお詫び申し上げます、ハイ。







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