恋心 ~Opposite Nature~
「まさか、お前が入ってくるとはな」
部室で着替えていると、山下先輩が入ってきた。
「せっかく辞めたと思ってたのによ。昨日といい、俺の邪魔ばっかしやがって」
「昨日は俺は何も」
「今俺レギュラーなんだわ。田崎から聞いてんだろ?中学のこと」
「…関係ないっすから」
「妃路ちゃんのことも、何もかも邪魔しやがって。あ?」
相変わらず、ひねくれてる人だ。関わらない方が良いな。
無言で部室を出て扉を閉める時、ボソボソと聞こえてきた。
「もう一度、…怪我させてやろうか?今度は田崎みたいにバスケが出来ないようにさ。そしたら俺の怖さをかるんじゃね?」
やれるもんならやってみろ。
心の中でそう呟いた。