恋心 ~Opposite Nature~
朝、いつも通り遅れて学校に行くとクラスが盛り上がっていた。
話によると、修学旅行らしい。
「山地、お前の班勝手に決めたからな。遅れてきたバツだ」
担任を無視し、席に座る。
班なんかどうでもいいし。修学旅行なんか行くわけねえだろ…。お金は当日払いなわけだし、行かなくたって何の問題もない。
「山地くん、あたし達と同じ班だからね。はい、これ」
そう言って山中からプリントを渡された。
そこには、俺と山中の他に岡崎と福田の名前が書かれてあった。
「3日目は班で自由行動なんだって。どこに行こうか話してたんだけど、山地くん希望ある?」
「希望…ていうか、俺行かねえつもりだから。三人で決めろよ」
山中にそう言って、俺は筋肉痛の体を机に凭れかけた。