異世界転生記



「特待生の皆さんはどうなったのでしょうか?」

「黒い人、消えた」

「あんな性格でも一応クラスメイトだしねー」

「何か知ってるか?」

《アイツらの魔力を3歳児レベルまで下げといた。1週間もすれば治るがな》

ルゥが思言で答えた


「なんか3歳児くらいの魔力まで奪われたらしいよ」

「へぇ。そうなんだ」

「って何で知ってんだよ?」

「……本で読んだから?」

「その微妙な間と疑問形が気になるところですが」


「そ、そういえばみんなの使い魔は?」

「誤魔化した」


き、気のせいだよー



「自分たちの世界に戻ったぜ」

「こっちにいるだけでかなりの魔力を消費するからね。陸は平気なの?下級とはいえ2匹と契約したみたいだし」


シンが去ってからセラと一緒にルゥと契約したことにした



「大丈夫、コイツら弱いから」

「にゃっ!?」
《これでも僕達はあのクソ神の次に強ぇんだぞ!》

「にゃあ」
《まぁ強いけど陸よりかは弱いな》

「その言葉はあんまりでは?お二人とも怒っていますし」


二人なのか?二匹ではなく?





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