輝く季節へ
【Prologue】

プロローグ




 やっと気づいた。




 幸せなんかじゃなかった ―




 でも、確かに幸せは、

 私の頬を掠めた。




 とてもあたたかい風だった。


 

 それを、今は

 この胸でしっかりと感じることができる。




 やっと気づいた ―




 誰よりもアイツが好きだって・・・








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