泪嘩疾走記ーレイカシッソウキー
十七歳にしては少し小がらな体つきで黒い髪は短く切られており、よく見ると男のように簡素な出で立ちをしていた。








一見、蛮族と思う容貌である。


しかし、不思議なのは彼女の目の色であった。

片方は黒色だがもう片方は五つの民族の色全てと違い黄色であった。

光を浴びると黄金にも見える瞳である。






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