鬼の名の下
『山崎さん、血の匂いがする。気分が悪くなる。明もこの部屋に居られない。分かったら退けぃ』


ビシッと指で外を指す。


「・・。何故山崎だと分かった」



『先に外、本当、気持ち悪っ・・』



これでも、僕ってば1日耐えていたんだからね?


そろそろ限界ってもんがあるからね?





「・・」


「土方さん、山崎君を退室させて下さい」



「チッ、山崎ぃ。悪いが退出してもらえるか?」


「ハッ、分かりました」


スタッと部屋の中に降り立った山崎さんはそのままどこかへ行ってしまった。



ドサリッと床に座り込み、あ゛ーーなんて叫びながら寝転んだ。


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