鬼の名の下
おかしいことに気がついて、目を開ければどこかで見たような顔。



はっ?



「君ってサル?」



いや、違うけど・・・。


て、そうじゃなくて・・・


『何でここにいる?』


そこにいたのは、あの新撰組であった茶髪さんだった。



「明ちゃんが夜通し外で待っているから何かあるのかと思ったら、君を待っているとか言うもんだからさ。」


・・何で待ってんだよ。


「で、君がいつまでたっても来ないから、僕たちが借り出されたってわけ。本当、いい迷惑」


『・・下ろせ』



茶髪にそういって、地面に下ろしてもらう。


久しぶりに地に降りた気がする・・。


あぁ、本当に僕猿かもしれない・・。


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