ダイヤモンド


二度目も彼の部屋でだった。


またしても、お酒の勢いで。



ブラックのベッドに降ろされて、何度もキスをかわす。




「……美沙、オレの名前呼んで。下の名前。」



少しためらうと、私が彼の名前を知らないと思ったのか



「篤史。篤史って呼んで……」


と呟いた。



「……っ…あつ…しさん…」


「呼び捨てでいいよ。」




首筋に痛みが走る。



これは夢…




この熱い瞳は私だけのものになるはずない…






「………篤史…」




前から知っていた名前を呟いて瞳を閉じた……










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