アイスクリームみたいな恋したい!2nd



そして、翌日。

トントン

クルッ

『あ"ぁ"?誰だよ、眠いんだよ。』

『小林が機嫌悪いなんて、久しぶりだな。』

『米村は相変わらずちっさいな、ははっ』


ブッチーン

『こぉばぁやぁしぃ!!!』

『あーうぜーうぜー。』

『待てゴラァー』

ドタドタ

『待てっていわれて待つやついるかよ、バーカ』

シーン

『あれ?小林が消えた…どこだ?…』


ダンッ

ビュンッ  ガツッ

あたしは米村の顔の近くにある壁を殴った。

夢『残念。今日もあたしの勝・ち。チビはチビらしく牛乳飲んでろ。バーカ』

米『お、覚えとけよ!!!』

夢『うぜ。』


あーぁ。

今日は大人しく、

高瀬に会ってあの事を聞こうと思ってたのに…

米村の邪魔が入った…はあぁ。


『アイツ……タイミング悪いよな。』


ガタンッ

『うるせーな…………って…………ギャー……すいません…すいません…本当すいません。』

あたしが唯一苦手な人。

『ゆーめー?うるせーなって言ったよね?それは私に向かってかしら?
もしそうだとしたらミンチにしてあげるから。ふふっ』

ニコニコ笑顔でサラッと怖いことを言ったのは

遠一 日菜(トウイチ ヒナ)。通称ひーちゃん。

男子の前でも女子の前でも関係なく、笑顔で暴れる超凶暴おん『ねぇ、それ誰のプロフィールなのかな?私だったら今度はみじん切りにしちゃう♪』

コホンッ


それなりに暴れるけど、普段は面白いいじられキャラです。

でも最近はツン期が多くて、あたしが虐められてます(笑)


早くデレ期に入ってほしいです。


『夢、そろそろ教室閉めて。』

『あ、はい。』

タタタッ ガチャリ


あたしがひーちゃんに指図され…違うか(笑)頼まれて鍵を
閉めた理由は

桂木を中に入れないためなんだ~


ひーちゃんはね、桂木が好きだから、虐めちゃうんだって♪


そういうとこ、かわいくて好きなんだけど(笑)


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