らっく!!~番外編~
「えぇぇ―――っ!!」
しゅ…愁のお母さん!?
愁ははあっとひとつ大きなため息をついた
『あの人外国馴れしてるからよく挨拶がわりにキスしてくんだよ。しかも口に…。いつもはかわすのに今日は油断してた。』
チッと悔しそうに舌打ちする愁
愁のお母さんって…若い…
どう見ても20代後半にしか見えなかった…
私は色んなショックが重なってその場に硬直していた
私…もしかして…
いや、もしかしなくても…
すんごいこと口走った…?
その上…ビンタまで…!!
「あの…!!愁…その…//」
とんだ勘違いに私の顔はみるみるうちに赤くなる
愁は不敵に微笑んだ