好きの想いは右肩上がり
「お疲れ」
龍くんは私がバイトが終わるのを待っていてくれ、一緒に私の部屋へ帰って来た。
ご飯を適当に2人で作って食べた。最近はこんな日も多い。
食後、龍くんがコーヒーをいれてくれ2人でソファーに並んで座った。
「今日はありがとう、龍くん。
仕事、早く終わったの?」
「…あぁ、今日は早く終わらせた」
それって大丈夫なのって思ったけど、正直嬉しかった。
「龍くん、高校ん時三木さんに慕われてたの?
てか、怖がられてた?ふふっ」