天然どエロ彼女
−夏南side−
私の名前は《高梨夏南》タカナシカナミ
どこにでもいる普通の高校2年生。
美帆いわく、私はモテるほうらしい…。
あと、かなりの天然でエロいらしい……。
まぁ、私はこれっぽっちも思ってないけど…。
さりげなく、隣に目をやると、要がスヤスヤと寝息をたてて居眠りしていた。
ドキンっ……――
要は自分なんか全然モテないってゆーけど、実は結構裏ではモテている。
ファンクラブだってあるほうだ。本人は気づいてないみたいだけど。
まぁ、こんだけカッコよかったらモテるょねえ……。
「……ん、…
あ…俺寝てた……??」
しばらく眺めていると、要がまだ少しだるそうにしながら、うーんと背伸びしながら起きた。
『おはよ♪』
私が声をかけると、さっきのだるそうな顔とはうってかわり、爽やかににっこり笑って
「おはよ」
と、返してきた。
うお////
その笑顔は反則だょ……。
それから、私の心臓はずっと騒がしいままで、授業なんて頭に入るはずもなかった……。