あたしの愛、幾らで買いますか?
このカフェは不思議。

凄く緩やかな時間が流れる。


「ねぇ、エリ。
 このカフェよく来るの?」

「たまにかな?
 彼と来たり」

「へぇ~…」

「気に入った系?」

「…ん、まぁ」


エリはケタケタと柔らかい笑顔で


「良かった」


と呟く。

良かった?

なんで?

意味がわからないけれど、

良いならいいや。


エリの彼は2つ年上の大学生。

プリクラを見せてもらったけど、

好青年という感じだった。


「優しそうな人だね」


確か、あたしは、そう言ったと思う。



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