あたしの愛、幾らで買いますか?
夜の道路は渋滞しているくらいが綺麗。

車のライトが綺麗な列を成している。

ピカピカと光るライト達が

とても綺麗。

渋滞のお陰で朔羅と少しだけ

長く居られるんだ。


「ねぇ、
 朔羅、どこ向かってるの?」

「ん~?」

「…教えてくれないの?」

「あゆ、
 今の反則」


何でだろう?

何で反則なんだろう?

あたしの頭には

大きなクエスチョンマークが

点滅している。


「反則?」

「…可愛すぎる」


そう言って、彼はあたしの頬に

唇をあてる。


「あゆ、
 今日は家まで
 送るからね?」

「なんで?」

「今日、これ以上一緒に居たら
 抱きたくなる」

「いけない事なの?」

「いけないって言うか…」


彼は言いにくそうに話す。

それに、

あたしは大きなショックを受ける…。



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