星の哀歌
「このお店、とってもかわいいですね」
アタシが食器のかわいさに気を取られていると、美紀は店員さんに声をかけた
美紀はどんなときも物怖じないで積極的でうらやましい
「ありがとうございます。小さいけど、やっと出せたお店なんですよ」
「え? このお店、店員さんのお店なんですか?」
「はい。つい一カ月前にオープンしました」
アタシも、美紀もびっくりしていた
若くて、とてもお店を持てちゃうほどの歳には見えないから
せいぜい二十代前半くらいに見える
「そんなに若いのにすごいですね」
アタシが素直に感心していうと、
「いいえ、もうとっくに三十路越えで、すっかりおじさんですよ」
キレイに笑ったその顔はどう見てももそんな歳には見えない
アタシたちは二度もびっくりした
アタシが食器のかわいさに気を取られていると、美紀は店員さんに声をかけた
美紀はどんなときも物怖じないで積極的でうらやましい
「ありがとうございます。小さいけど、やっと出せたお店なんですよ」
「え? このお店、店員さんのお店なんですか?」
「はい。つい一カ月前にオープンしました」
アタシも、美紀もびっくりしていた
若くて、とてもお店を持てちゃうほどの歳には見えないから
せいぜい二十代前半くらいに見える
「そんなに若いのにすごいですね」
アタシが素直に感心していうと、
「いいえ、もうとっくに三十路越えで、すっかりおじさんですよ」
キレイに笑ったその顔はどう見てももそんな歳には見えない
アタシたちは二度もびっくりした