星の哀歌
「とにかく、こんな遅くに出歩くんじゃない。さっきのやつら、逆恨みしてまたおまえに会いにくるかもしれないしな。今日は家まで送って行ってやるよ」

「ごめんね……ありがとう……」


思えば光星くんと2人っきりになるの、初めてだな……

アタシたちは少し離れて歩いた

「光星くん、あのね、今日は親もお兄ちゃんもうちにいないの」

「だから夜遊びしてるのか」

「光星くんだって今こうして出歩いてるじゃない」

頬を膨らませたアタシを見て光星くんは笑った

さっきから機嫌悪そうにしていたから、やっと笑ってくれてほっとした


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