苦しみの先。
日々
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「なぎ〜。今日遊びに行かない〜?」
はあ〜。またか。
あたし、宮野朱美は毎日のように
猫なで声を出している女子に苛立ついている。
そして、あたしの片思いの相手は
日下部 凪
運動神経抜群。見た目もかっこよく
誰からも人気がある存在だ。
「おぉ。別にいいけど。」
そして、幼なじみでもある。
小さい頃からずっと凪が好きだった。
でも、年が経つにつれ会話とかほとんどしなくなった。
「やった〜。それじゃあ、放課後また教室来るね〜。」
そう言って女は去っていった。