虹の詩 【短篇】
「桃花さんかしら?」

「はい」

「巧の母です。あの子を大切にしてくれてありがとう」

「ごめんなさい。私が海に行くことに反対していたら…」

「辛い思いさせて、ごめんなさいね。でも、あの子は幸せだったと思うわ」

母親は桃花に笑顔を見せると、一通の手紙を渡した。
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