迷惑3兄弟







それから、俺たちは付き合い始めた。

****


『プルルル・・・』



携帯の着信音・・・。
誰だろう??


知らない番号。





「もしもし・・・」


『あなたは季川秋人サンですか??』





知らない女性の声。
40代半ばくらだろうか・・・。

「そうですけど・・・。」

『単刀直入に申し上げます。凛と別れてください。』







ーーーーーーーーっ!!??

凛と??
何でだ・・・??


「凛は、貴方みたいな人といたらダメになってしまいます。」




「どういう意味ですか・・・??」

『凛は、私の会社を継ぐ身です。今の時期は勉強が大事なんです。』







「・・・・っ」


『ちょっと!!お母さん!!』





後ろで凛の声が聞こえる。








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