迷惑3兄弟
それから、俺たちは付き合い始めた。
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『プルルル・・・』
携帯の着信音・・・。
誰だろう??
知らない番号。
「もしもし・・・」
『あなたは季川秋人サンですか??』
知らない女性の声。
40代半ばくらだろうか・・・。
「そうですけど・・・。」
『単刀直入に申し上げます。凛と別れてください。』
ーーーーーーーーっ!!??
凛と??
何でだ・・・??
「凛は、貴方みたいな人といたらダメになってしまいます。」
「どういう意味ですか・・・??」
『凛は、私の会社を継ぐ身です。今の時期は勉強が大事なんです。』
「・・・・っ」
『ちょっと!!お母さん!!』
後ろで凛の声が聞こえる。